おみやげ Vol.6
前回、強盗に襲われたときにお世話になったインド人の方にお土産を渡しにいきました。
迷いに迷って、考え抜いた「新撰組セット」
彼の喜ぶ姿が目に浮かびます。
「ワンダホー!」
とか言われちゃうのかなぁ・・・
想像するだけで照れてしまいます。
彼の働いている「カシミール州政府」の事務所を訪れました。
受け付けの人が
「あ、強盗にあった日本人じゃん!」
笑顔で話し掛けてくれます。
「いや、まぁ、そのとおりなんだけどさ・・・」
その記憶の仕方はちょっとへこみます。
「前回強盗で、今回は爆弾テロかー。次はなんなんだろうね。」
想像したくないので、そんなことは言わないでください。
「Wさんいますか?」
「今、お祈りの時間だから、ちょっと待って」
彼は敬虔なイスラム教徒・・・
邪魔したら・・・殺されるかも・・・おとなしくしておきます。
10分ほどで彼が出てきました。
「よくきてくれたね」
「また、あえて良かった。今日は、この前お世話になったお礼に、日本のお土産があるんです。どうぞ。」
・・・あれ?
反応が鈍いなぁ・・・
いや、もっと、こう、リアクションが・・・
インド人独特の大きなリアクションが・・・
あれ、心なしか、ちょっとむかついておられます?
え、以前くれた民族衣装・・・ああ、あれ結構高いものだったんですか?いや、これだって負けないくらい価値が高いと思いますけど・・・
いやぁ、国際交流って難しいものですね。