インド調査日記2002vol.5

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朝、ホテルを出て調査地に向かう途中ふと途中の喫茶店を見ると・・・

こ、指導教官が朝食をとっていらっしゃる・・・

(※指導教官は高級ホテル泊、JSは安ホテル泊)

朝から話し掛けて、やぶへびに怒られるはいやなので、「見なかったことにしよう・・・」



今日からやっと調査らしい事をする。

写真をとったり、調査票書いたり・・・ やっと進む!みたいな喜びに満たされていました。

相変わらず、至る所でインド人にナンパされつつ・・・

まあ、順調に進んだかの様に思われました。

と、背中が急に熱くなって激痛が・・・




「???」





周りの人が騒ぎだして余計に混乱する。

どうやら背中に薬品をかけられたらしく、周りの人が早く服を脱いで体をふけと言う。

あわてて、リュックをはずし服を脱いで体を拭いて、ふとリュックを見ると・・・




「そっちが狙いだったのか?!」



パスポート、飛行機のチケット、トラベラーズチェックなどが入ってた。

まあ、すべて再発行できるものなので、まあ、そんなにショックではないが・・・

っていうか、盗るにしても、薬品かけることはないだろう・・・

幸い、美しい肌(?)には跡は残りませんでしたが、いまだにピリピリしてるし。



まあ、インドの警察に盗難届をだして、事情徴収みたいなこともされました。

インドの警官がバイクの後ろに載せてくれて実況見分の為現場へ向かいました。

ノーヘルで颯爽とムンバイの高速を走るのは心地良いものでした・・・

ええ、まさか、ガス欠で高速を二人でバイク押すことになるなんて思ってませんでしたけども。

インド人の警官が、涙目になっているのに必死に笑いをこらえつつ・・・

「これを見ただけでも、薬かけられた甲斐があったな」



まあ、しょっぱなから凄惨な調査となった。

一体俺が何をしたっていうんだよ・・・



あ・・・朝の?!